2020年第2四半期決算サマリ

2020年12月期 第2四半期決算のポイントをまとめています。
詳細についてはこちらをご覧ください。

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■決算概要
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第2四半期(4-6月)の決算サマリーは、ご覧の通り増収。営業利益、経常利益段階までは大幅増となりました。最終利益は決済の海外子会社が連結から外れたことによる一時要因に加え、投資中事業の損失計上の影響があり前年割れとなりました。

新型コロナウイルスによる業績への影響についてはこちらのとおり

・インフラ事業は、巣ごもり消費の拡大によるEC・決済が好調。リモートワークの推進により、各商材のお申し込みが増加しています。

・金融事業は、高い水準でのお取引が続いたことやCFDが活況となり、大きく業績を牽引する形となりました。

・暗号資産事業は、ロックダウンによりマイニングの新拠点構築に遅れが出ました。

セグメント毎に状況は異なるものの、連結全体としては非常にポジティブな着地となっています。私どもが25年間続けてきたインターネットインフラが、世の中のデジタル化・オンライン化に必要なサービスとしてご活用いただき、DX化・新しいビジネス様式をお手伝いできていると感じています。

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■インターネットインフラ事業
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ネットインフラの四半期売上は、18.1%の増収となり、最高業績を更新し続けています。アクセスがプラス24.9%、EC支援がプラス30.9%、決済がプラス18%と特に好調に推移しました。

四半期営業利益は46.7億円と最高益を更新しています。

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■インターネット広告・メディア事業
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こちらは、広告メディア事業の四半期売上推移とその内訳です。 対前年7.2%減収。広告代理はコロナの影響を受けた一部広告主さまのマーケティング予算削減の影響が大きく3.3%減の77億円。メディアは18.1%減の22億円。自社サイトへのPV数は増加したものの、広告単価の下落が続いています。

営業利益は、アドテク商材が増収の一方、広告枠の仕入価格の上昇による利益貢献が限定的であったこと。また、広告代理、メディアの減収により対前年1.4億円減、0.5億の損失計上となりました。

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■インターネット金融事業
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引き続き、FXやCFDなどの店頭デリバティブ取引が市場のボラティリティ上昇を背景に好調に推移し、営業利益は38.1億円と最高益となりました。

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■暗号資産事業
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セグメント全体では、YoY、QoQともに減収減益となっています。

・マイニング事業は、6月初旬から新拠点の稼働が徐々に始まったものの5月中旬に半減期が到来したことで収益率が低下したものの、6月末には旧拠点の撤退をもって再構築は完了となりますので、第3四半期以降は収益性の改善を見込んでいます。

・交換事業は対前年、対前四半期ともに減収減益。GMOコインでは一時的にカバー取引コストの増加、連結としては海外法人の開業準備のコスト計上がありました。

今後の見通しは以下のとおりですが、全ての産業におけるデジタルシフトに備え、総合グループとしての強みを武器に新たな価値の提供に引き続き取り組んでまいります。具体的には、「GMO電子印鑑Agree」、IoT機器専用ドメイン「.gmo」、ローカル5Gへの取り組みなど、新たなチャレンジが始まっています。ステーブルコイン「GYEN」は間もなく認可が下りる予定ですので、ローンチが確定しましたらご報告いたします。是非ご期待ください。

当社グループの重点施策やネット銀行の進捗などは、熊谷正寿が語る「グループ事業戦略」にてご案内しています。今後も引き続きGMOインターネットグループをご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 

すべての人にインターネット

 

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