2019年第3四半期決算サマリ

2019年12月期 第3四半期決算のポイントをまとめています。
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■決算概要
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第3四半期(7-9月)の決算サマリーです。既存事業のみでも最高業績となりましたが、さらにVC(インキュベーション事業)でChatWorkさまのIPOに伴う株式売却があったことから増収増益。売上高・営業利益・経常利益について最高業績を更新しました。

営業利益の増減としては、前年同期の55.3億円から、34.3億円増の89.7億円。インフラは、アクセス・決済を中心に好調が継続というトレンドが続き、最高業績を更新しました。金融は、今期は年初からFX取引高のダウントレンドが続いていましたが、8月に一時的な回復がみられました。広告・メディアは、減収増益。業績的には昨年とほぼフラットとなりました。仮想通貨は減収増益。減収の要因は、マイニング事業での採掘量の減少によるものです。一方、コスト負担が軽くなったことで黒字転換となり、全体で減収増益の着地となりました。

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■インターネットインフラ事業
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ネットインフラ事業の四半期売上は、 前年同期比12.1%増収の285億円となりました。決済・アクセスを筆頭に各商材好調に推移しています。

四半期営業利益の推移です。決済・アクセスの増収効果に加え、マーケティングコストの変動もあり、28.4%増の37.6億円と最高業績を更新しました。

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■インターネット広告・メディア事業
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広告・メディア事業は対前年1.3%減収の113億円となりました。

広告は1.5%減の77億円。自社アドテク商材は、広告掲載基準の適正化もあり、広告配信量・業績ともに回復基調。

メディアは4.0%減の27億円。ECメディアは堅調に推移したものの、10代女子向けのメディアが弱含みで推移したことと、中小企業向けの既存商材の販売を第1四半期に終了した影響によるものです。

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■インターネット金融事業
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対前年同期、対前四半期ともに増収増益。これは、FXが好調に推移したことによるものです。収益率がビックデータ解析等の収益性改善施策により過去最高水準となるなか、取引高が8月にはボラティリティの一時的な回復がありました。

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■仮想通貨事業
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セグメント全体では、対前四半期で減収減益。マイニング事業、仮想通貨交換事業それぞれに分けて説明させていただきます。

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■仮想通貨事業|仮想通貨交換事業
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仮想通貨交換事業は、GMOフィナンシャルホールディングスの連結会社である、GMOコインが事業主体となっています。対前四半期では減収減益。これは仮想通貨市場の取引高の減少に加え、レバレッジの引き下げを仮想通貨交換業協会の自主規制を7月31日から早期適用して行なったことによるものです。

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■仮想通貨事業|仮想通貨マイニング事業
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トップラインは「単価×数量」とシンプルな構造です。単価は仮想通貨相場の影響により上昇したものの、数量はマイニングセンターの移転の過渡期にあり、自社ハッシュレートの低下。結果として対前四半期で減収減益となりました。

当社グループの重点施策やネット銀行の進捗などは、熊谷正寿が語る「グループ事業戦略」にてご案内しています。今後も引き続きGMOインターネットグループをご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 

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