イエローハット・鍵山秀三郎相談役・掃除研修

みんな、お疲れ様です。昨日は、イエローハットの本社で鍵山秀三郎相談役の掃除研修を余語取締役と一緒に受けてきました。友達の中田市長からも「尊敬する経営者」と聞いていたので、とても楽しみにしてました。

結論、感動して泣きました。レポートするから読んでみてね。


1)6時50分集合!最初はマンホール掃除からスタートです。

2)網目や隅にたまったごみを、リムーバーと素手で取ります。

3)次は、駅前の灰皿をきれいにしました。ここは中目黒駅前です。

4)すごい量のごみです。

5)鍵山秀三郎相談役に、道の「掃き方」を教わります。

6)どんどん、道を掃いていきます。

7)ごみの捨て方にもコツがあることを教えていただきました。

8)次のマンホールに着手です。

9)鍵山秀三郎相談役は、マンホールの中に頭を突っ込み、手でごみをすくいます。「凡時徹底」です。

10)腰に缶などを入れる、ゴミ袋をつけてもらいました。

11)通行人の方の邪魔にならないように、皆ではきます。

12)7時50分、すでに疲れ気味の二人。

13)鍵山秀三郎相談役が一番スピードが早く、元気です。

14)道路だけではなく、貸しビルの排水路まで、掃除をします。

15)このぴかぴかな道路を見てください。

16)皆で、中目黒駅前から、イエローハット本社までの住宅地も掃除しながら、戻ります。

17)すごいのは、これからでした。掃除はある意味、準備だったみたい。

18)缶を洗い、つぶし、ペットボトルはラベルを取りキャップと分けます。キャップは集めて、再生。公園の椅子になるそうです。ビニールのゴミ袋も洗い、破れるまで使うそうです。いや、「凡時徹底」ですね。

19)道具の整理も徹底されています。

20)ダンボールの縛り方もコツを教わりました。

この後、会議室でおにぎりと味噌汁を頂き、鍵山秀三郎相談役のお話をお聞きしました。

・自分の持っている能力・財力・時間、全て自分のためだけにしか使わない人は尊厳が無い
・どれだけ、他の人や他の事に割いていくか、それが尊敬につながる
・現在は、尊敬できる大人が少ないから、少年犯罪が増える
・掃除は、自分にとっては何もならない。しかし、世の中の為になっている。世の中の人の心を綺麗にしている
・一見なにも、関係しないことに気を配ることが大切
・見ず、知らずの人にさえ気を使う
・人間、仏様のような生活をしていても、悪いことが起こる。心を癒すためには、他の人に気や心を使うことである

・釈迦の掃除の功徳(鍵山秀三郎相談役から、これが書いてある紙を頂きました)

 1)自身洗浄(自分の心が清められる)
 2)他心洗浄(他人の心まで清めることが出来る)
 3)諸天歓喜す(周囲の環境が活き活きしてくる)
 4)端正の業を植ゆ(周囲の人の心も物事も整ってくる)
 5)命終の後、まさに天上に生ずべけん(死後、必ず天上に生を受ける)

5)は知らないけど、1)〜4)は間違いないと相談役の太鼓判でした。

広島県警では、鍵山秀三郎相談役の「犯罪を取り締まるのが、警察ではない。犯罪を起きない社会を作るのが警察である」という助言で、警察署、交番の周りを徹底清掃をはじめたそうです。全国で唯一、犯罪率が10%下がった県になったとのこと。周辺を綺麗にすると、住民から情報が入るし、人の心が綺麗になるから、犯罪も起きにくくなるとのことです。

清掃は、人の心を磨きます。清掃は、やればやるほど、徹底するようになり、これは仕事に通じるものがありますね。

GMOグループのスピリットベンチャー宣言にありますが、「組織力は徹底力、徹底力は組織力」という言葉を、イエローハット様は「掃除」を通じて組織に浸透させていらっしゃいました。

僕達も、セルリアンタワーの本社オフィスのトイレ・洗面所は、社員が使ったら必ず「拭く」ように徹底しています。みんな、続けようね!いい習慣は!

人は、「仕事を通じて、心を磨くべきである」と鍵山秀三郎相談役はおっしゃってました。僕達も、仕事に誇りを持ち、その仕事で社会貢献、人々のお役に立ちましょう。


21)最後に記念写真です。

22)皆さんお疲れ様でした

以下、この「イエローハット・掃除研修・トイレバージョン」を受けた小学生の作文です。最後の講義で、この作文を読むように鍵山秀三郎相談役から言われたのですが、涙が出てきてとまりませんでした。

 『それまでの掃除それからの掃除』
        5年 足立 弥佳

1学期、汚くて大きな大きなプールの掃除をした。
去年9月から何も手を加えていない状態で、水を抜けば辺りはミドリのコケばっかり。
誰が見ても「キタナイ」と言うほどの汚れた状態だった。
壁をゴシゴシ、床もゴシゴシすると、コケがどんどん取れた。何ヶ月もの汚れが、たったの2時間余りで取れ、
「ほっ」とした。
 今まで、学校に来るときにプールが見えると、朝から気持ちが悪くなるほど汚れていたのに、自分達でキレイにしたプールを見ると、他の人が掃除をしたのとは、カガヤキが違うような気がした。
 10月28日火曜日。5年生の掃除場所「トイレ」を今よりさらに綺麗にするため、イエローハットの方と一緒に掃除をすることになった。イエローハットの人や先生は、「トイレにも心がある。」という。
だが私は、「そんなことあるものか。」と思った。
 そしてそのままトイレ掃除が始まった。いきなり、イエローハットの方がこう言った。
「トイレにはハダシで入りましょう。その方が気持ちが良いし、やりやすい。」
私は、その言葉に驚いた。オシッコやウンチがはみ出している所もあるのに、汚すぎて入れない。だが、みんなハダシになっていたので、みんなにつられて私までハダシになってしまった。トイレに踏み込むとき、鼻がツーンとしてちょっとだけ目に涙がたまってきた。
 今回のトイレ掃除は、いつもの掃除と違い、「1人1便器」を担当する。約2時間で徹底的にみがくのだ。
私の担当の便器は1階の手前の女子の便器だった。
 担当の便器についた。足には、もうオシッコとちょっとのウンチが付いていた。やすりでゴシゴシするが、プール掃除とは違い、なかなかアカが取れない。だからもうヤケクソにゴシゴシやっていたがちっとも取れなかった。
 しかし、先生やイエローハットの方が言っていた。「トイレの心」を思い出し、「キレイになるように」と思いながらこすると「ツルッ」まるで本当に私の心が伝わったようだった。そして本当にトイレの心が分かったように思った。私は本当にビックリした。そしてまた心をこめてゴシゴシやった。するとトイレは私の気持ちに答えてくれる、その繰り返しの掃除がとても楽しくなってきた。
そして楽しかった掃除も終わってしまった。トイレの掃除時間は2時間もあったのに、30分で終わったような感じがした。しかもトイレもピッカピカになっていた。
 プール掃除の時のうれしさと違い、1人につき1つの便器だったから、「これは私が掃除した便器だぞー。」といううれしさだった。はっきり言って、あんなにキレイになるなんてまったく思っていなかった。短時間で何年もの汚れを取った喜びは、人には表しきれないほどのものだ。
 トイレから出てみんなに会うとみんな「私(ぼく)はやったぞー!」という顔をしており、かがやいていた。
 私の掃除を始める前の心は、とってもぼろぼろで汚かった。それは、掃除をする前のトイレに似ていた。だがトイレの掃除をすると私の心もみがけたような気がした。先生やイエローハットの人達が言っていたからとはちがう。これは本当に自分が思ったことだ。「トイレには心がある。そしてその心は人の思っていることが分かり、掃除をしている人と同じような心のかがやき方をする。」このことに初めて気付いた
今のトイレのみんなの使い方、とてもよくなっていると思う。が、まだまだ低学年や男の子を中心にトイレを大切にしていない子もいるようだ。
だから私は、これからも精一頑張ってトイレをきれいにして、1人でも多くの人にトイレをきれいに使って欲しい。精一杯トイレをみがいていればそれを見てトイレの大切さを知ると思うから。
それまでの私のトイレ掃除の態度、どちらがいいだろう。私としては、今のほうがいい。これからも色々な場所の掃除を頑張り、物を大切ににしてこころも輝けるようにしていきたいと思う。

・熊谷今日の気分 ・感動!
・熊谷今日の感謝 鍵山秀三郎イエローハット相談役をご紹介いただきました、日本起業家教育研究所の今村所長さま。いろいろ本当に有難うございました。感動いたしました。感謝しております。
・今日の「一冊の手帳」売れ行き imode紀伊国屋書店デイリーベスト10で2位、アマゾン総合2位、imodeJBOOK文教堂ジャンルランキングビジネスで5位、楽天ブックス売り切れ・・・。本当に皆様ありがとうございます。

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