【GMOインターネット証券】ウェブサービスAPIの公開について

昨日、GMOインターネット証券のウェブサービスAPIの公開について書きました。数名の方から質問を受けました。

再度、ご説明させてくださいね。

まず、GMOインターネット証券は、当グループの高度な技術力を活かし、ゼロからスクラッチで開発をいたしました。

私達には、既存のネット証券にない2つの強みがあります。

(1)低コスト・・・オープンソースを主体とした自社開発システム、ビジネスフローの簡素化、少人数による運営
(2)高度な技術力・・・国内唯一のシングル・サインオン(ログインID一元管理方式)の実現、日本初の「ウェブサービスAPI」の公開等

結果として、業界最低水準の手数料体系を実現しています。しかしながら、手数料が安いことは顧客満足度を上げる上で非常に重要ですが、ただ手数料が安いだけでは、いずれ企業として存在価値が問われますよね。

私達の最大の差別化は今回実現した「ウェブサービスAPIの公開」です。

これにより、多少プログラムの知識がある方は、オリジナルのシステムトレードツール(自動売買ソフト)を開発し、接続出来ます。

つまり、今まで機関投資家やヘッジファンドしか出来なかったプログラムによる「システムトレード」が個人投資家でも可能になるのです。

サイコロ投資日記」さんが書かれているように、「逆指値」などよりももっと複雑なプログラムが作成され、自由に売買されるようになるでしょう。

ゆうたんホールディングス」さんのように公開してから数日ですでにプログラムを開発されたお客様もいます。

今後システムトレードツールは有償・無償で配布されるでしょう。結果として、そのツールの利用者が私たちの顧客になるのです。

すでに米国では、いくつかのネット証券がウェブサービスAPIを公開し、個人投資家によるシステムトレードが実現しています。さらに、優秀なシステムトレードソフトが流通しています。日本と米国のマーケットの流動性の差は、単に参加人数だけの問題ではないのですね。

GMOインターネット証券は、個人投資家の皆様が、より安く、より早く、より便利に証券サービスをご利用になるお手伝いをします。すなわち、多くのお客様の時間やコストを削減し、笑顔と感動を創造し、結果として金融市場の発展と日本経済の活性化に大きく貢献していると誇りを持っています。

どうぞ、GMOインターネット証券にご期待ください。