2017年第1四半期決算サマリ

2017年12月期 第1四半期決算のポイントをまとめています。
なお、詳細についてはこちらをご覧ください。
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■決算概要
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●2017年度第1四半期(1-3月)の決算概要です。
営業利益は対前年3.3%減の35.3億円とインフラが最高益を更新し好調に推移したものの、2点の要因により前年を若干割れてのスタートとなりました。1点目は、金融セグメントのFX事業が市況の影響による一時的影響を受けたこと、2点目は、GMOアドパートナーズの2016年度の売上訂正を取り込んだ結果が要因となります。
【第1四半期決算(1-3月】営業利益増減分析】

●こちらは連結の四半期業績の推移です。売上高は、対前年8.6%増収の360億円、営業利益は3.3%減の35.3億円の増収・減益の決算となりました。ストック収益型のインフラを土台に、好調に推移しています。事業環境を見ても、このトレンドは当面続くと見ており利益面で安定性が増してきていると考えています。
【セグメント別四半期売上推移】

【セグメント別四半期利益推移】

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■インターネットインフラ事業
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●こちらはインフラ事業の過去5ヵ年の第1四半期の業績推移です。
従来のストック収益の積み上げに加え、決済やminneなどのトランザクション収益が加わり、成長が加速しております。またアクセス事業も一段と拡大しております。利益面においても、次世代商材へ投資をしつつも、粗利率の高い決済・SSLを中心に各社が伸長し大幅増となりました。
【インターネットインフラ事業 第1四半期業績推移】

 

 

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■インターネット証券事業
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*2017年第1四半期よりセグメント名称を「インターネット証券事業」から「インターネット金融事業」に変更いたしました。
●続いて、インターネット金融事業の過去5ヵ年の第1四半期の業績推移です。売上は対前年17.2%減の55億円、営業利益は45.4%減の12.2億円となりました。15年、16年と市況が活況だったこともありますが、今期は収益性の低い通貨ペアであるドル円取引の増加とカバーコスト増による一時的な収益率低下により減収減益となっております。
【インターネット金融事業 第1四半期業績推移】

●またFX取引高は、2012年より「5年連続取引高世界No.1」を達成いたしました。システムの企画・開発・保守・運用を自社で行うことにこだわり続け、多くのお客様にご支持いただいた結果だと考えております。今後もより多くのご支持をいただけるよう一丸となって邁進いたします。

四半期の業績はご覧のとおり、対前年、増収増益となりました。

 

 

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■インターネット広告・メディア事業
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●続いてインターネット広告・メディア事業の過去5ヵ年の第1四半期の業績推移です。
売上は対前年0.6%増の115億円、営業利益は43.2%減の2.5億円となりました。ネット広告の着実なアドテクシフト、ネットメディアでは昨年第4四半期から既存商材の落ち込みがありながら、事業モメンタムは好転していると考えています。利益面においては新規商材・既存商材の入り繰りはあるものの、売上訂正の影響2.3億により減益となっています。
【インターネット広告・メディア事業 第1四半期業績推移】

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■モバイルエンターテイメント事業
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●当セグメントは、コストのコントロール、体制の見直しを継続しており、その結果、赤字幅は抑えられています。パイプラインの状況ですが、2Qに1本、下期に1本のリリースを予定しております。
【モバイルエンターテイメント事業 四半期業績推移】

当社グループの重点施策、「.shop」、金融領域における仮想通貨事業やネット銀行の進捗などは、熊谷正寿が語る「グループ事業戦略」にてご案内しています。今後も引き続きGMOインターネットグループをご支援のほど、よろしくお願いいたします。

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