寒中お見舞い申し上げます

 寒中お見舞い申し上げます。

 喪中のため、ブログでも年始のご挨拶を差し控え失礼しましたが、今年もよろしくお願い申し上げます。

 昨年は、金融危機の深刻化による世界経済の成長減速を受け、厳しい経営環境が続きましたが、当社は、インターネットの本業回帰に経営資源を集中し、金融事業撤退の逆境を乗り越え、早い段階で成長軌道に復帰することができました。これもひとえに皆様方の温かいご支援の賜と厚くお礼申し上げます。

 さて、当社を中核とするGMOインターネットグループは、ドメイン、レンタルサーバー、EC(E-Commerce)支援・ホームページ作成、セキュリティ、決済と、ウェブサイトの活用に必要な全てのサービスを提供するウェブインフラ事業から、SEMやネット広告などを提供し、ウェブサイトの集客を支援するネットメディア事業まで、ウェブサイトの活用と集客に必要なサービスをワンストップで提供し、国内最多の121万人のお客様(58万法人顧客・63万個人顧客)に、ご利用いただいております。

 また、昨年9月17日には、当社グループでありますGMOペイメントゲートウェイが、東京証券取引所マザーズから市場第一部へ市場変更いたしました。さらに、12月19日には、株式会社paperboy&co.がジャスダック証券取引所へ新規上場いたしました。これをもちまして、当社グループの上場会社は、東京証券取引所市場第一部に2社、東京証券取引所マザーズに1社、大阪証券取引所ヘラクレスに1社、ジャスダック証券取引所に1社と、5社が上場会社となり、社会的な信用力が強化されたとともに、社会的責任や義務の重責を実感し、お客様、お取引様、株主様、投資家様、従業員をはじめとする皆様からのご期待にお応えするべく、努力する所存です。

 本年度もまた、インターネットは、めざましいスピードで発展するものと思います。今や、あらゆる場面において、必要不可欠なものとなりました。インターネットの情報が、増えれば増えるほど、様々な情報を即座に探すことができ、人々や社会は、より便利になります。インターネットの情報を増やすことは、人生をより豊かにすることに寄与するものと思います。当社グループは、この情報にあたる「ウェブサイト」を、日本で最も増やす、お手伝いをしています。

 当社グループは、今後も、インターネットを豊かに楽しくし、新たなインターネットの文化・産業とお客様の「笑顔」「感動」を創造し、社会と人々に貢献するために、全力で取組んで参りますので、引き続き、格別のご支援、お引き立てをお願い申し上げます。

 皆様のご健康とご多幸を心からお祈りいたしております。

     平成二十一年一月
                      GMOインターネット株式会社
                        代表取締役会長兼社長
                          グループ代表
                            熊谷 正寿