インターネット革命後半戦における、私達の使命と決意をご一読ください😊
2025/11/12
■AIとロボティクスが拓く「文明的転換」時代の到来
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1995年のWindows95発売を起点とする「インターネット革命」は、今、歴史的な転換点を迎えている。
これは、単なる技術の進歩ではなく、産業のあり方、ひいては人類文明そのものを書き換える巨大な変化の始まり。
■産業革命の「55年周期説」
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いつもお話ししている通り、歴史を振り返ると主要な産業革命は約55年の周期で発生してきた。この法則を現在のインターネット革命(第4次産業革命)に当てはめると、非常に興味深い構造が見える。
今回の革命起点: 1995年
革命の周期: 55年前半戦(1995年~2022年)
55年の半分にあたる約27.5年間。
この期間は、インターネットの普及により、AIが学習するための膨大なデータ(情報)を世界規模で蓄積する「準備期間」だったと位置づけられることに気がついた。
Web上のテキスト、画像、動画など、あらゆる情報がAIのための「教科書」となっている。
GMOインターネットグループは、日本で一番Webを増やした会社。すなわち日本語でAIが学習するためのデータを一番増やした会社と言い換えられる。
■後半戦の号砲を鳴らした「生成AI」
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2022年11月30日、サム・アルトマン率いるOpenAI「ChatGPT」の登場が後半戦の開始を告げる号砲となった。
前半戦で蓄積されたデータを糧に、AIは計算から予想、すなわち「考える力」を手に入れ、人間のように創造的なテキストやアイデアを生み出す「生成AI」へと進化を遂げた。
インターネット革命、後半戦の主役は間違いなく「AI」と「ロボティクス」だと確信した。
生成AIと、それを脳として実装したロボット(特にヒューマノイド)の組み合わせは、人類史上最大の技術革命となるだろう。
AI搭載のヒューマノイドが社会に与えるインパクトは、かつて自動車産業が世界を根底から変えたことに匹敵、あるいはそれ以上になる可能性がある。
これは単なる技術革新ではない。産業秩序そのものを書き換える「文明的転換点」私たちは今、その歴史的な瞬間の入り口に立っている。
■GMOインターネットグループの使命と決意
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労働力不足や高齢化といった日本が直面する社会課題の解決において、AIとロボットが果たす役割は極めて重要。
GMOインターネットグループは、これまで「前半戦」としてインターネットのインフラとサービスを通じて日本のデジタル化を支えてきた。
前半戦で培った力を集中し、デジタル空間の次に「フィジカル空間」におけるAIとロボティクス革命を主導することを、新たな使命とする。
AIとロボットがもたらす文明的な転換期において「すべての人にその恩恵を」この歴史的変革を共に創り上げていくという決意である。
その実現のため、グループ一丸となって「フィジカルAI」(AIとロボティクス)のインフラ・サービスサービスを提供し、社会実装に邁進する。
これこそが「すべての人にインターネット」を掲げてきた私たちの、新たな時代における使命だと確信している。
